Jw_cad
PC-9801、DOS/VのDOSで動作する2次元汎用CAD。jw_software_club(清水治郎、田中善文、岡野輔仁)が開発した。Windows版と区別するため、「JWC」「JW_DOS」「DOS版」などと呼ばれる。名称の由来は、清水治朗のイニシャル「J」と、田中善文の当時のハンドルネーム「悪文(warufumi)」の「W」に由来している。
開発初期はドラフター・製図板の延長としての汎用CADを目指していたが、多くのユーザーの意見を取り入れて原型ができあがった。その後、NIFTY-Serveの建築フォーラム (FARCHI) で公開された。現役の建築士が開発に参加していること、フリーウェアであることと、ワンキー操作で画面表示を切替えることができるなど、当時の他のCADアプリケーションソフトウェアにはみられない軽快な操作性が多くの設計者に受け入れられ、建築設計を中心に広く普及した。
無料のフリーCADソフト Jw_cad が発表されてのち、一個人でもCAD利用が可能になり、近年の製図作業では、CADが一般化。Jw_cad 本体は、オンラインソフトウェアを紹介するウェブサイトである窓の杜、Vectorなどから入手できる。
「Jw_cad」(2012年4月25日 (水) 11:30 (UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。http://ja.wikipedia.org/wiki/Jw_cad
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